【語源】ひみつ
秘密・・・・ヒミツとは、
ヒ・・・・火
ミ・・・・水
ツ・・・・土
古代、「火」は人間だけが、獲得した魔法のようなもので、焼いたり、煮炊きする事で、食物を変化させたり、消毒作用や、暖をとるためにも、火に穢れなきよう、火の災のなきようにと、清浄な火を願った。
「水」も命の元で、飲む為にも、洗浄のためにも、清く保つ事が、大事であった。
〇 いにしえの書に
「焚火も清く、水清く、御竈(オカマ)清く、皆清く、火 水 土 の三つの宝緒の、荒み無ければ、潔よく、煮上ぐる御饌(ミケ)の、ヒモロゲを、捧ぐる、陶器(スエ)も清らかに、
結ぶ 火 水 土 の 清祓い」 とあり、
火と水と土を清潔、清浄に制御する、技能が秘密の法だったようです。